« 王権復古 | トップページ | 陰謀暗躍 »

2007年12月14日 (金)

読書嗜好 十三

最近スポーツで「歴史的ナントカ」ってフレーズが多くね?。
盛り上げようとするのは分かりますが、聞く度に「その競技にどんだけ歴史があんだよ」って思ってる俺様は非国民ですかね?w

『チームバチスタの栄光』を読んだ。
2005年の『このミステリーがすごい!』大賞作品で、当時王様のブランチで髭の人がベタ褒めしてたような覚えがあるような無いような。
あれから2年、来年の映画化に合わせたかのような文庫化に「ねんがんの(ry」と飛びついた..ワケではなく隣の席の人から借りました。

流石はこのミス大賞、面白い上に読み易い。
何といっても一番の魅力は個性的な登場人物、特に影の(本当の?)主役、厚生労働から派遣される調査官『白鳥圭輔』の魅力につきます。
「頭は切れるが口と性格が恐ろしく悪い」、「頭が良すぎてバ○と区別がつかない」というキャラは今時そう珍しくもないですが、行動心理学(?)を武器に一切の遠慮なく他人の内面に土足で上がり込む姿のまぁ腹立たしいことw
絶対身近にいて欲しくない人ですw
この心理分析と主人公vs白鳥の掛け合いが面白いのと、会話のテンポが良くてついついページを捲ってしまいます。
大学病院が舞台なんで専門用語は多いですが、全然気になりません。

しかし、残念ながら最後までそれだけでした。
「個性的なキャラクターが周りを巻き込ん大騒ぎしながら問題を解決する」だけで、ミステリーとしてのカタルシスは皆無。
連続する心臓手術の失敗は医療事故なのか医療ミスなのか、それとも殺人事件なのか、という謎があった筈ですが、強烈な白鳥の個性の前に2人の会話以外全て吹っ飛んでしまってます。
小説というよりマンガを読んでるような感じ、とでも言えばいいでしょうか。

誤解しないで欲しいんですが、決して「面白くない」と言ってるんじゃありません、ミステリーを期待して読んだから物足りなかっただけで、軽い本が読みたいなら寧ろお勧めしたいぐらいです。
俺様も偉そうなこと書いてますが、通勤電車で読むつもりが結局我慢できずに家に帰って一気読みしましたからw

映画ではこの強烈なキャラを誰が演じるのか?
http://www.team-b.jp/main.html
なる程、「なぜベストを尽くさないのか」の人かw(そういえばこの人「上田次郎」「伊良部一郎」「榎木津礼二郎」と、アッチ系の役が多いねw)
TRICKの山田に対する高圧的な態度が全方位的に展開する上田次郎。
うわぁ~イメージピッタリw

|

« 王権復古 | トップページ | 陰謀暗躍 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/57048/9402288

この記事へのトラックバック一覧です: 読書嗜好 十三:

« 王権復古 | トップページ | 陰謀暗躍 »